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つぶやき
| わたしが米国に住むようになったのは、ある人との出会いをとおしてでした。80年代末まだ日本が高度成長路線が取られている頃、突然言い渡された米国出向。全く頭の中に無かったことだったので、慣れるまでに何年もかかりました。もしこれが自分の構想のなかから発生してきたことだったら、もっと早く順応できただろうとおもいます。 当時は日本語の活字の絶対量が少なくて、なにか見つけては読み漁ったものでした。 でも今は違います。 キーボードをたたけば目の前に日本を見ることが出来ます。Internet が普及するに従って、言葉の壁や文化の壁が少しずつ低くなってきているように思います。Internet はまだ成長段階にあり、ハイバンド、ハイスピードでデータが行き交うようになると、自分のほしい情報も瞬く間に目の前のディスプレーまで届くのもそれほど遠い日はではないでしょうね。 さて、アメリカは移民の国です。世界中から人が集まっています。南米から、アジアから中東からアフリカからヨーロッパから。だからどこどこの国でテロが起こったとか、地震が起こったとか、政情が不安定だとかいうことは、知人にその国の人がいたりするとテレビで伝えられるニュース以上に隣りの出来事のように感じられることがあります。(往々にしてよくあることですが。)
Internet が垣根をなくしたコミュニケーションを見せているように、21世紀を迎えた私達も国境という垣根を越えたグローバルな人間関係の時代がすぐ傍に来ているのではないでしょうか。 わたしは ”夢のアメリカ” という思いで来たのではなかったので、ずいぶんと遠回りをしている気がしますが、でも次の世代をになう人達へは、何かできることがあるなら海外に活躍される場を見つけたどうでしょう、と言いたいです。 大好きな日本ですが、最近、”いじめ””政治腐敗””凶悪犯罪若年化”とか心痛める話題を目にするようになってきました。こういったことを国内で議論するより海外に出てそして海外から見て日本がどうなのか、変えていける部分があるならそれはどこなのか、じっくり考えてみたらどうかと思います。自ら体験してほしい。いろんな答が見つかると思いますよ。
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